モデルガンの豆知識

このページではエアーガン・モデルガンに関する豆知識をご紹介いたします。

ホップアップシステムとは

BB弾に回転をかけて飛距離を伸ばすための機構です。
BB弾が発射される時に縦回転をかけて浮力を発生させることで、直進的に飛距離を伸ばします。現在、バレルを通過する際、BB弾の上面に一瞬だけブレーキをかけ、回転を加える方式が主流です。そのブレーキの強さで回転の具合が決まります。
ホップアップの効果
ホップアップシステムがない場合、発射されたBB弾は地面へゆるやかなカーブを描きながら落ちていきます。現在の規制値で水平射撃を行ったとしても、せいぜい20メートル前後の飛距離しか出ません。一方、ホップアップシステムを採用している銃では、同じ条件下でも50メートル前後まで飛距離を伸ばすことができます。
固定ホップアップと可変ホップアップ

ホップアップシステムには「固定式」と「可変式」があります。
「固定式」では、バレルなどの上面にブレーキとなる「ホップチャンバー」を固定します。比較的構造は単純ですが、BB弾に与える「浮力」は一定になるため、組立の段階で精密な調整が必要になります。調整の際にはあらかじめBB弾の重さを決めておき、そのBB弾にかかる「重力」と釣り合うような「浮力」を発生させる必要があるからです。

そのため、固定ホップアップの銃はBB弾の重さを変更すると弾道が変わってしまうのが難点です(軽い弾は浮き上がる弾道に、重い弾は落ちやすい弾道になる)。ただし、正しく調整されたホップチャンバーで指定のBB弾を発射した時の弾道には狂いが生じにくく、非常に安定しています。

一方、「可変式」では、ホップチャンバーのかかり具合をネジやレバーで調整することが可能です。使うBB弾の重さに合わせて細かく調整できるようになっています。ただし、固定式と比べて狂いが生じやすいため、こまめな調整が必要です。

BB弾とは

エアーガン用の弾丸のこと。
現在発売されているBB弾は、主に6ミリ~8ミリの樹脂製ボールです。プラスチック製が主流でしたが、最近では環境にやさしい「生分解性プラスチック」でできたバイオBB弾も数多く発売されています。
標準規格は6ミリで、8ミリは少数派
現在8ミリBB弾を使用するモデルを発売しているのはマルシン工業のみです。当サイトでは特記しない限り、BB弾は6ミリ規格のものを指しています。
BB弾の重量によって生じるメリット・デメリット
6ミリBB弾には0.12グラムのものから、0.3グラム以上のものまで様々なバリエーションがあります。BB弾が軽いほど弱いパワーで遠くまで飛ばせますが、そのぶん空気抵抗に弱く「失速しやすい」「風の影響を受けやすい」などのデメリットもあります。
一方、重いBB弾は風の影響を受けにくいため直進しやすくなりますが、パワーが不足していると重力で地面に落ちやすく飛距離が出ません。そのため、ホップアップを強めにかけるなどの対策が必要になります。
使用するエアーガンに合わせて、適正な重量のBB弾を使うようにしましょう。

アサルトライフルとは

軍隊などで使われている歩兵用の主力小火器で、連射・単発の切り替えができる銃のこと。
第二次世界大戦以降に主力となったライフルで、従来の機関銃と小銃の中間に位置する銃器です。おなじみのM16/M4シリーズやH&K・G3シリーズ、AKシリーズなどがこれにあたります。現在、アサルトライフルをモデルとした電動ガンが数多く製品化されています。

ストックとは

ライフルを構えた時に標準を安定させるための部品のこと。
日本語では「銃床」といい、銃を構える時に持つ“支え”となる部分です。
スナイパーライフルや猟銃などは一体化していますが、アサルトライフルなどでは肩当て部分と持ち手部分が分かれているため、通常肩当ての部分を「ストック」、持ち手部分を「グリップ」と呼んでいます。さらに前方で支えるための持ち手を「フォアグリップ」「ハンドガード」など、場所によって呼び方を区別しています。

グリップとは

銃を構えた時に握る部分のことです。
日本語では「銃把」といい、一般的にはトリガー(引き金)を引く手で握るように設計されています。
常に手が触れる部分であることから、実銃用・エアーガン用を問わず、握りやすさや安定性などを考えてデザインされたものが数多く販売されています。
主に銃を構えるためのグリップと区別するために、補助的な握り部分には「○○グリップ」などの名称がつけられる場合があります。

マガジンとは

BB弾を蓄えておくケースのことです。
日本語では「弾倉」といい、銃に直接取り付けて使用します。多くのBB弾を蓄えておけるマガジンを利用すれば、弾がなくなった時でも1回の交換で多くの弾を補充することができます。
電動ガン、エアコッキングガンのマガジン
銃本体に発射機構が備わっている電動ガン・エアコッキングガンに使用するマガジンは、BB弾を蓄える機能のみに特化しています。1本のチューブにBB弾を押し上げるためのバネが入っている「ノーマルマガジン」のほか、BB弾を押し上げるための歯車をゼンマイバネで回す「多弾数マガジン」などがあります。
ガスガンのマガジン
マガジンを搭載しているガスガンの多くは、マガジンにガスタンクを備えており、発射に使うガスも蓄えられるようになっています。こうしたマガジンには、ガスを密封・噴出するためのバルブも備わっています。

レシーバーとは

銃の発射機構を収めているボディのことです。
主にリボルバーピストルやライフルなどに使われる呼び方で、装てん・発射準備・発射に必要な機構を備えるための骨格部分をこう呼んでいます。また、レシーバーのことを指して、単に「ボディ」と呼んでいる場合もあります。

ハンドガードとは

(実銃で)バレル周りの熱から手を守るためのカバーのことです。
アサルトライフルやサブマシンガンは、肩当てだけでは銃を支えられないため、バレル周囲に手を添える必要があります。しかし、実銃では発射する度にバレルが熱せられるため、そのままではとても握れません。そのために備え付けられているのが「ハンドガード」です。
当然エアーガンに熱対策は必要ありませんが、追加装備のためのレイルを備えるなど、多目的に使える部品として実銃同様に日々進化しています。

その他の豆知識

電動ガン
電気モーターを利用して、スプリング式エアーガンのバネを引く作業を自動化したエアーガンのことです。
ガスガン
ガスガンとは、圧縮ガスが吹き出す力でBB弾を発射させるエアーガンのこと。
このうち、ブローバックするガスガンを「ガスブローバックガン」、ブローバックしないガスガンを「フィクスドガスガン」または「ガスハンドガン」と呼びます。
エアーガン組立キット
エアーガンの組立キットです。
エアーコッキング式ハンドガン
エアーコッキング式のハンドガンです。
モデルガン組立キット
モデルガンの組立キットです。
10才以上用エアーガン
10才以上の方を対象にしたエアーガンです。
ガンケース・キャリングケース
ガンを持ち運ぶためのケースです。

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